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女性のためのシミの対策について~生理周期から考える~

生理前後で肌の調子が違うと感じた方はいるでしょうか?生理前後の体の事を知って、肌のお手入れ法を少し変えてみましょう。

ポイントは生理前は守りのケア、生理後は攻めのケアです。

女性は10代に生理が始まってから、女性ホルモンの影響を受けます。

女性ホルモンは肌の調子にも関係があります。

その仕組みを知って上手にシミ対策をしていきましょう。

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生理周期から考えるシミ対策

生理を中心にみて、肌の状態を考えると、生理中なら排卵期までは肌の調子がよい時期、排卵期から生理前までは肌にトラブルが起きやすい時期の二つに分けられます

なぜ、生理前と生理後で肌の調子がちがうの?

それは、女性は二つの女性ホルモン量のバランスが変化するからです。

生理の前後で「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の量が変化します。

この2つのホルモンの分泌量によって、肌の調子が変わってきます。

肌の調子がいい時と悪い時とは実際いつなの?

一般的な生理が28日周期の人ならば、肌の調子のいい時は、「生理後半から排卵日までの10日くらい」、もしくは基礎体温を測っている人は「低温期」と考えてください。

肌にトラブルが起きやすい時期は、「生理から14日後以降から次の生理2日目くらいまで」で「高温期」と思えていてください。

[chat] ざっくり言うと、生理初日から2週間は肌の調子のいい時期、その後から次の生理までは肌トラブルが起きやすいと覚えておきましょう。
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肌の調子が良い時期→エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が有効性

肌の調子がいい時は、エストロゲンの分泌が多いときです。

「エストロゲン」は女性美と若々しさをつくるホルモンです。生理後半から排卵の時期まで分泌量が増えていきます。

肌にとってもよく、肌もみずみずしくなり、コラーゲンを増やし肌にハリがでてきます。また、皮脂分泌も抑えます。

しかし、エストロゲンは30代後半から分泌量が徐々に減り始めて、閉経の頃に急激にどの分泌量が減ります。

また、ホルモンはストレスによっても分泌量が変化するので、若い方でも無理なダイエットや不規則な生活でストレスが多い人はエストロゲンの分泌が少なくなります。

エストロゲンと似た働きをするのが、イソフラボンです。

大豆製品に含まれているので、豆腐、納豆、豆乳など、毎日少しずつ食べる習慣をつけておきましょう。

1日の目安量は、豆腐なら半丁、納豆なら1パック、無調整豆乳なら、200ml〜600mlコップ1〜3杯程度です。

[chat] 管理人も41歳、エストロゲンが徐々に減っていくと聞いて、毎朝コップ一杯の無調整豆乳を飲むようにしました。抜け毛にもよいそうです。
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肌のトラブルが起きやすい→プロゲステロン(黄体ホルモン)が優勢

「プロゲステロン」の分泌が多いと、肌の調子は悪くなります。

プロゲステロンは簡単に言うと、生理と妊娠を助けるホルモンです。排卵日後から生理前まで多く分泌されます。

肌にとっては、プロゲステロンはしみの元を作るメラノサイトを活性化させる働きがあるのでシミができやすくなります。

また、皮脂分泌が増えるので、ニキビができやすくなります。加えて、むくみやすくなったり、精神的にもいつもよりイライラや不安になりやすい不安定な時期となります。

肌のよい時期(生理後半から排卵期まで)のシミ対策

この時は積極的に肌のお手入れをしてみましょう。

いつものケアに加えて、ピーリングやパックや美顔器など積極的なお手入れがトラブルなく効果が得やすいです。

また、初めて使う化粧品や化粧水などもこの時期に試してみても良いでしょう。

もちろん、紫外線対策はこの時期にも必須です。

肌の調子が悪い時期(排卵期から生理前半)のシミ対策

肌が敏感になっていているので、肌のバリア機能を高めるためにも、保湿を重点的にしましょう。

肌が敏感になっているので、いつも使い慣れている化粧水や敏感肌用のもの使いましょう。

紫外線に敏感になっていてシミが出来やすいので、紫外線対策は必須です

シミは紫外線が主な原因なので、肌の調子の良い悪いに関係なく、なるべく日焼けしないようにしましょう。

たまには日光に当たった方が良いのではと思われる方もいると思いますが、日本の気候で、日中活動している人であれば、その心配はしなくて良いでしょう。

日焼け止めは低刺激のもので、できれば石けんで落とせるものを、こまめに塗り直しましょう。

塗り直しが難しい人は、粉おしろいなどのパウダーを使いましょう。紫外線予防にある程度効果があります。

まとめ

女性は生理前後で、肌の調子が変わってくる。その変化に合わせて攻めのケアと守りのケアを使い分けよう。

・生理から約2週間(低温期)は、エストロゲンの分泌が優勢の時は、女性の美しさが発揮できるので、肌、髪、ダイエットも効果がでやすい、嬉しい時期。

ただし、30代後半くらいから、エストロゲンが減ってくるので、イソフラボンが多く含まれている大豆製品を食べるよう心がけよう。

・次の生理前の約2週間(高温期)はプロゲステロンの分泌が優勢の時は、ニキビ、吹き出物、シミ、むくみなどトラブルが起きやすい。

・肌の調子が良い時期のシミ対策
生理後半から10日くらいの排卵日までは肌の調子がいいので、積極的なケアができる。

例えば、いつものケアに加えて、新しい化粧品を試す。ピーリングをする。美白パックなど攻めのケアをすると効果が高い。

・肌のトラブルが起きやすい時期のシミ対策

保湿中心で、使い慣れた化粧水や美容液で守りのケアに徹する。ニキビもできやすく、肌が敏感になっているので、肌にやさしい日焼け止めでしっかり紫外線対策をする。

【参考文献】
『スキンケアとメイクの教科書』(著:室岡 洋希、監修:草野 貴子 2011.10.15新星出版社)

『カリスマ皮膚科医吉木伸子が伝授! 新版 今さら聞けない スキンケアの正解』(吉木 伸子 主婦の友社  平成27年7月10日発行)

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