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皮膚科(美容皮膚科)でシミの光(IPL)治療について

皮膚科(美容皮膚科)ではシミ治療はレーザー以外にどんな治療があるの?

美容皮膚科ではシミだけでもたくさんの治療法があり、HPをみているとよくわからなくなります。
シミの種類によって違うので一概には言えませんが、シミに関して効果が高い順に並べると、(1)レーザー治療、(2)ハイドロキノン、トレチノイン、ビタミンCの塗り薬、(3)肝斑治療のみではトラネキサム酸の内服薬、(4)光(IPL)治療、(5)イオン導入、(6)ケミカルピーリング、(7)医療機関のみの販売が許されているドクターズコスメ、 (8)光治療と組み合わせでRE(高周波)治療、(9)光治療と組み合わせて超音波導入(HIFUハイフ)があります。これらを単独または組み合わせて治療に使用されます。

(1)、(2)の治療法は前回の記事で詳しく書いてあります。今回は(4)光(IPL)治療について詳しく取り上げていきます。
※(8)RE治療と(9)超音波導入は主にシワ、たるみの治療に使います。

シミ治療で、メインになる(1)レーザー治療や(2)ハイドロキノンなどの塗り薬は別記事をご覧ください。ここでは、その他のシミ治療法を紹介します。
(1)レーザー治療
(2)ハイドロキノン 

例えば、老人性色素斑(日焼けと加齢が原因で、中年になってでてくる最も多いいタイプのシミ)が、ひとつ2つあって、このシミさえ取れればいいのという方は、レーザーやハイドロキノンの治療法が王道です。

1ヶ月くらいの短期間で結果がでる反面、一時的にシミ部分が濃くなったり、カサブタができたり、紫外線対策を怠ると色素沈着するなど、デメリットもあります。人によっては、その事がネックとなっている方も多いのではないでしょうか?また、一回で綺麗になくなる場合とそうでない場合もありますし、数年後にまた、浮き出てきたりします。

管理人は育児休業中の仕事復帰前にレーザーでシミ取りしましたが、残念ながらまた同じ場所にシミが再発してしまいました。カサブタなどができるのが嫌でレーザー治療をあきらめていましたが、調べてみると美容皮膚科も進歩して魅力的な治療法がたくさんありましたので、選択肢の一つとしてご紹介したいと思います。

光治療(IPL治療、フォト治療、フォトフェイシャル)とは←(4)の治療法

IPL治療、フォト治療、フォトフェイシャルともいいます。ここでは以後、光治療と記載します。約500nm~1100nmの波長の光を弱いエネルギーで照射することでレーザーよりも、マイルドに肌に働きかけて広く浅く効くイメージです。治療の仕方はレーザー治療と同じ機器を顔に当てていくものです。

光治療に向いている人は

色白の人で2ミリくらいまでの小さなシミやそばかすが多発している人です。もともと欧米人に開発されたもので、色黒の人や日焼けして黒くなっている人には向きません。

例えば、顔全体にそばかすがあったり、小さいシミがたくさんあるときなどは、IPL治療が効率的です。シミが消えるだけでなく、コラーゲンの生成を促すので、小じわや毛穴も開きやはりも改善できるので一石二鳥です。しかし、最近は機器も改良されており、日本人の肌色に合わせたもので、比較的濃いシミにも効くものもあるので、色黒だとあきらめないで、まずは皮膚科で直接相談するのがよいです。

光治療の治療効果は守備範囲が広い

光治療は使い方次第でいろいろなトラブルを改善します。レーザーでは難しいとされている肝斑の治療にも使用されます。1~3回の照射で根が深いシミ以外のシミには効果があります。その時はダウンタイムとしてカサブタができます。

また、エステ感覚で月1回、2か月に1回通い照射して、小じわ、毛穴、はり、くすみの改善することもできます。その時に、イオン導入やピーリングなど他のオプション施術を加えてさらに効果を高めることができます。よくエステでのメニューでもフォトフェイシャルもありますが、皮膚科(美容皮膚科)が使用する医療機器は使用できないので効果が薄いです。皮膚科の方が金額も高いですが、効果を求めるなら医療機関での光治療をおすすめします。

光治療のダウンタイム、通院回数と費用

【顔全体の肌をきれいにする場合(主な使い方)】
顔全体をおだやかに美肌にしていくのですから、始めは週1や2週間に1回と回数を増やして徐々に月に1度や2ヶ月に1度と間隔をあけていく事を勧められます。

施術後は、基本的に施術直後に顔が赤くなる程度で、化粧もでき、ダウンタイムが少ないのがメリットですが、シミの部分はカサブタになる事もあります。その時はカサブタは無理に剥がさず、なるべくカサブタは残しておかないと色素沈着などのトラブルおきます。あとは、肌に刺激を与えているので、日焼けには注意しなければなりません。

価格は1回1万円前後から高いと3万円のところもあります。機械の性能などにもよるので、安ければよいも言い切れませんが、10回くらいやるとすると、10万円から30万円はかかります。美容に月平均3万円くらいかけれるのであれば、やってみてもいいかもしれません。

価格の事で注意する事は、美容皮膚科によっては光治療の効果を高めるためにイオン導入やピーリングなどオプションがつくことがあります。また、アフターケア用のドクターズコスメもあり、いつの間にか予算オーバー、思った以上に高くついたなどとならないよう、事前に効果と費用をしっかり聞いておきましよう。

【シミのみの場合】
ただ、薄いシミを消すために光治療をする場合は、回数の少なく料金も抑えられます。その時は術後にカサブタができますので、全記事のレーザー治療を少し穏やかにしたと思ってください。病院によって治療法が違うのでやはり直接相談するのがよいです。シミの状態をみて、例えば、濃いシミが1,2個あってこれさえ消せばというのであれば、レーザー治療になりますし、薄めのシミが何個もある場合は光治療を勧められたりします。

【まるこの体験談】
管理人が以前、美容皮膚科でシミ取りをした時は、頬の下あたりにある濃いシミはレーザーでしました。目の周り頬の上あたりに薄いボヤっとしたシミは大小含めて7、8コあったようで、光治療をしました。同日にまとめてしました。どちらも1回の照射で終わりました。その後、2回ほど肌の経過を診せに通院して、合計3回の通院と治療費計7万円くらいでした。

レーザーでのシミ取りと違い、エステ感覚で肌全体のメンテをすることができるし、またレーザーよりは弱いですがシミ治療としても使えて、光治療は色々と使えます。

RF(高周波)とハイフ(超音波)とは

こちらは、主にしわとたるみの治療で使われます。原理は、真皮に軽い火傷に近い状態を起こし、新しい皮膚を作ろうとする治癒力を利用して自力でコラーゲンが作られる結果、しわやたるみが改善されるのです。治癒力を利用するので、その人が本来持っている治癒力に効果が左右されます。

近年、マシーンも進化しており、光治療にRFとハイフを組み合わせて、シミ、シワ、たるみの治療するものもでてきています。RFもハイフもエステでもありますが、エステは医療機器は使用できないので、使用するマシーンが違うので効果も違います。

妊娠、授乳中は光治療は可能なの?

妊娠中はできないと考えた方がいいでしょう。病院では「念のため控えてください」と言われます。ただし、授乳中は治療可能としている病院もあります。

光(IPL)治療に副作用はあるの?

光(IPL)治療を定期的に行っている方が辞めたら、肌がやってない人より老け込むとうわさもあります。いろいろ調べてみましたがが、賛否両論ありわかりませんでした。ただ、少なくともそう感じている方がいらっしゃいました。もともと、老化に逆らう治療をしているので、辞めたら急に戻るので、徐々に老化していくのと違い、感覚としてひどく老け顔になったと感じるのかもしれません。

急に老け込んだ顔をみるのはイヤなので、経済的に苦しくても治療を続ける方もいらっしゃいました。また、日焼けは光治療をしていない時よりも気を付ける必要もあります。人為的に刺激を与え、肌内部のコラーゲンの再生を促しているので、冷静に考えたら不自然な行為かもしれません。シミを消すなど一時的に治療するのは、それほど問題はないと思いますが、美肌を維持しようと定期的に行う場合は、そのリスクも頭に入れておくべきです。

美肌になる方法はいろいろあります。方法は光治療だけではないので、ご自分のライフスタイルに合わせて無理なく楽しみながら美肌を目指しましょう。このサイト上でカテゴリー分けしています。「正しいスキンケア(シミ対策)」、またあくまでも個人の意見ですが肌がキレイな人が実践している「私の秘密のスキンケア」も参考にしていただけると幸いです。また、光治療よりマイルドなのがイオン導入ですので、ご自分が取り入れやすいものから試してみてはいかがでしょうか。

光治療のまとめ

・光治療は、主に定期的に通いながら、広範囲のシミやソバカス、毛穴、小じわ、ハリなどの肌トラブルにまんべんなく改善する使い方をする。しかし、出力を変えることによって、1~3回のみ通いシミを集中して治療することもできる。肝斑治療にも使用される。

・定期的に肌全体に働きかける場合のダウンタイムは施術後の赤みくらい。化粧もできるが、日焼け対策はしっかりする。シミだけでなく顔全体の肌トラブルを解決してきれいを保つためには、最低10回くらいは通う必要があり、イオン導入などオプションをつけると、思った以上に費用がかさむことがある。

・シミ治療単独で使われる時は、シミ部分にカサブタができる。施術回数は少ないので、料金はおさえられる。

・病院によって他の治療法(イオン導入、ピーリング)などと組み合わせたり、光の出力をかえることで効果も違い沢山の利用法があるので、病院に直接相談するのが一番。

やっぱり皮膚科選びは重要
 光治療は他の治療法と組み合わせたり、シミだけでなく肌全体もきれいになりますが、色々とアレンジができる分、病院の技術の差がでやすいです。

また、体験された方の話によると、実際に顔に光をあてる担当者にも上手下手があるそうです。光治療は何回も受けるので、素人でもなんとなく違いがわかりますよね。アレンジが効く分、肌の状態をみて光の出力を変える技術も必要ですし、光を顔全体丁寧に照射する担当者や、照射の仕方が大雑把かな~と思う担当者もいらっしゃるそうです。同じマシーンを使っているなら、どの病院も同じとは思わないようにして下さい。

【参考】フォトフェイシャルの体験談

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