甘酒って、「飲む点滴」、「ジャパニーズヨーグルト」などと言われているので、なんとなく体に良いイメージはあるかと思います。
ここでは、半年前から、甘酒を毎日飲んだ感想と続けるコツ、甘酒の効果について書いています。
甘酒の豆乳割りを毎日飲んで実感した効果
テレビなどでもよく取り上げられていたので、半年前から、軽い気持ちで飲み始めてみました。
すると、3週間で肌がキレイに!
お姑さんが私の肌の変化に気づいてくれました。
こんな感じの会話でした↓
「肌キレイね~。白くてキメが細かい。あれ、前からだったかな?」
「最近変わった事と言えば・・・、そういえば甘酒と豆乳を毎朝飲むようにしたんです。」
「いいわね。私もやってみよう。」
私が実感した甘酒効果
甘酒を飲んで実感した効果は
(1)美肌効果
お姑さんにも褒められたとおりです。
(2)髪にコシがでてきた
髪がペタンコになりがちでしたが、髪にコシが出てきてふわっとボリュームがでてきたので手入れがしやすくなりました。
30代後半から抜け毛も多くなってきて密かに心配していましたが、抜け毛も気持ち少なくなっているようで気にならなくなってきました。
(3)風邪をひきにくくなった
風邪をひきにくくなりました。予兆があっても、少し休んだり、栄養のあるものを食べると回復しました。
(4)疲れにくくなった
疲れにくくなりました。共働きと子育てで毎日忙しいですが、以前より体が少しずつ軽くなった気がします。
以上が私が実感した効果です。
よくお通じがよくなったともいわれますが、私は元々、便秘ではないのでその効果はわかりませんでした。
甘酒を毎日続けるコツ
甘酒がよいのはなんとなくわかった。
でも毎日となると、甘酒ってけっこう高いし、甘すぎるんだよね~
という方もいらっしゃると思います。
私も実は甘酒だけで飲むのは、甘すぎて毎日はちちょっと・・・と思っていまいした。
そして、スーパーやドラッグストアなどでも、一番安いメーカーでも1000mlで500円前後します。
高いものは1000円超えるものもあります。
コップ1杯200ml飲むのが理想らしい。
5日で1パック(瓶)、安く抑えても1日100円はかかる。
1日の甘酒代が100円~
毎日続けるとなると足踏みしてしまいます。味も飲めるけど、甘すぎるな~
そこで、毎朝、甘酒100ml+豆乳100mlで飲むことにしました。
豆乳は無調整豆乳で、だいたい牛乳と同じくらいの値段で買えます。1000mlで200円くらい。
甘酒500円+豆乳200円の計700円で10日間分です。
甘酒の豆乳割りは、一日70円
一月あたり、甘酒だけは3000円、甘酒+豆乳なら2100円となります。
これなら、なんとか続けられそうです。甘酒の甘味も豆乳で抑えられて、私は飲みやすいと感じました。
35歳以降の女性は甘酒の豆乳割りがおススメ
35歳からは、女性ホルモンが徐々に少なくなっていきます。
一般的に45歳から55歳に更年期と言われていますが、不調の原因は女性ホルモンの減少で起こってしまうのです。
ですから、女性ホルモンと似た働きをする「大豆イソフラボン」を含む豆乳や納豆などの大豆製品を日頃から食べておくとよいとされています。
甘酒の豆乳割りは、味、コスパの面だけでなく、更年期対策、女性ホルモン減少による抜け毛や肌のトラブル予防にもなります。
それでは、甘酒ってほんとにスゴイの?と思う方のために認められている効果をここから書いていこうと思います。
心理学的にも、人は効果があると知って、行動すると、知らない人より効果が高く現れるそうです。
ですから、せっかく甘酒を飲むなら、いい効果を知った上で飲んだ方がより効果が高まると思います。
甘酒には大きく分けて、二種類があります。
甘酒の効果を得るために、ちょっとその2種類について説明させてください。
甘酒には酒粕から作られたものと、米麹から作られたものの二種類があります。
【米麹VS酒粕】甘酒で美肌効果が高いのはどっち?
美肌効果が高いのは、どちらかと言えば、酒粕から作ったものです。なぜなら、米麹からできた甘酒より、色々な種類の栄養成分が入っているからです。
でも、米麹の甘酒も美肌効果がありますし、酒粕よりもよいものもあります。
ですから、あまりこだわらず、どちらも飲んでほしいです。
それぞれのメリット、デメリットを紹介します。
米麹からできた甘酒
米麹からできた甘酒は、お米に麹菌を入れて発酵させた発酵食品です。
メリット
・麹菌がお米を分解する過程でブドウ糖やオリゴ糖が作られるため、砂糖なしでも甘みがあり、疲労回復や腸を整える効果がある。
・アルコールが0%なので、小さいお子さんや妊婦さんや授乳中も安心して飲める。
・砂糖を使用していない。
デメリット
・酒粕より栄養成分の種類が少ない。
酒粕からできた甘酒
酒粕とは日本酒を作る過程で生まれたものです。麹菌と酵母菌の両方を含む発酵食品です。
米麹からできた甘酒より、酵母菌が加わるので、さらに様々な栄養素が加わったイメージです。
メリット
・米麹だけで作られた甘酒より、色々な種類の栄養成分が含まれています。
・色々な種類の栄養成分のおかげで、血流改善で体を温める効果や肌のキメを整える効果がある。
・酒粕には、コレステロールの上昇を抑えたり、血圧を下げる作用がある。
デメリット
・ほんの少しですが、アルコールが含まれているので、小さいお子さんや妊婦さん、授乳中のママ、アルコールが飲めない人は不向き。
・酒粕そのものがカロリーが高めで、甘くないので、砂糖の量や酒粕の量でカロリーが異なる。
甘酒で期待できる美肌効果とその他の効果は?
美肌効果
・肌荒れ、くすみ、ハリの改善
→腸内環境を整え、血行がよくなり代謝も上がり老廃物がスムーズに出せるため。
・美白、透明感の改善
→飲んでシミに効くという研究結果はありませんが、美白化粧品に使われている「コウジ酸」などの美白有効成分が甘酒には含まれている。
・保湿効果
→細胞ひとつひとつに水分を取り込めてみずみずしい肌になる。
健康効果
・腸内環境が整う
・疲労回復
・血流の改善
・代謝の促進
・ストレスに強くなり、リラックスしてよく眠れるようになる。
・老化防止
・免疫力アップ
・肌だけでなく、髪、爪も健康的になる。
・少量で満腹感が得られ、代謝もよくなるのでダイエット効果もある。
米麹?酒粕?どっちか迷ったら、ブレンド甘酒はいかが?
森永製菓は米麹と酒粕の両方をブレンドした甘酒を販売しています。
森永製菓の研究では、米麹と酒粕をブレンドした甘酒には、「毛穴のたるみ」と「肌のひきしめ効果」、「ニキビを招く皮脂を抑える効果」、「目のクマの改善」効果が認められたとあります。
お互いの足りないところを補える最強甘酒ですね。
↓森永製菓さんのサイトに甘酒の効果が詳しく載っています↓
森永製菓の公式サイト
私は森永製菓さんの甘酒をよく飲んでいます。値段も安くて続けやすいです。
メーカーさんに怒られるかもしれませんが、森永製菓さんのオンラインショップやAmazonなどでも買えますが、スーパーやドラックストアの方が安いです。
フリーズドライの甘酒もお試しに便利
フリーズドライの甘酒もあります。即席みそ汁のようにお湯を注げばOK!
フリーズドライの甘酒は水でも簡単に溶かすこともでます。
普通の甘酒は、開封したら早めに飲まなければなりませんが、フリーズドライの甘酒なら、一つひとつ個包装なのでその心配はいりません。
森永製菓さんのフリーズドライの甘酒を実際に飲んでみましたが、味も変わらず、すぐにおいしい甘酒が楽しめます。
すぐに溶けるので本当に水でも大丈夫です。
1袋100mlなので、豆乳割りや夜に小腹がすいた時なのでも飲みやすい量でした。
甘酒はどのくらいの量飲めば美肌に効果あるの?
メーカーさんのおススメの量は、だいたい一日トータルで200ml(軽量カップ一杯分)を目安に飲みましょうとあります。
正直、食品なので決められた量というのはありません。
ただ、栄養抜群でカロリーもあるので、一般的に200mlを目安にいう意味です。
量より少しでも継続することが大切です。
肌の生まれ変わり(ターンオーバー)は一般的に年齢が高くなるほど、遅くなっていきます。
ですから、個人差があるので、継続が大事です。
理想的なターンオーバー周期は28日ですので、少なくとも1月以上が続けてみましょう。
私は一日100mlの甘酒と100mlの豆乳割でも満足しています。
甘酒の美肌効果に最適な飲むタイミングと温度は?
飲むタイミングは正直いつでもいいです。毎日継続して飲むことが大切です。
少量を分けて飲んでもよいです。
美肌のためなら、夕食後のデザートとして飲むのをおススメします。
なぜなら、お腹の調子をよくしたり、リラックス効果が得られぐっすり眠れるので、そのおかげで肌が健康的にキレイになっていくのです。
体重が気になる、一日元気に活動するためのスタートダッシュをきりたい方は朝に飲むことをおススメします。
もちろん、昼間や3時のおやつにもOKです。
冷たくして飲むのもよいですが、温める場合の温度は、発酵菌が死んでしまうので、60度を限度にしましょう。
60℃ってどれくらい?お風呂が40度くらいですが、飲み物では「まぁ温かいなー」くらいです。手で触って10秒くらい我慢できる温度だそうです。
甘酒を飲んで運転してもいいの?
米麹から作った甘酒は、アルコール0%なので、心配いりません。
問題は酒粕で作った甘酒ですが、結論から言うと、ほぼ大丈夫です。
市販されている甘酒は、ソフトドリンク(アルコール度数1%未満)に分類されています。
ただ、大量に飲んだり、また、お酒にかなり弱い体質の人は運転は辞めた方がいいです。
飲む量にもよりますが、1~2杯程度なら、あまり心配しなくてもよいのではと思います。
以上、甘酒について、気になるところを書いてみました。
知れば知るほど、甘酒がスーパーフードと言われるもの納得です。
甘酒も米麹の甘酒には、白米のかわりに玄米や黒米を麹菌で発酵させたものなどもあるので、色々飲み比べても楽しいですね。
米麹か酒粕で迷ったら、朝はアルコールがない米麹の甘酒、夕方は安眠、美肌効果がある酒粕の甘酒を飲み分けて工夫してみるのもいいです。
めんどくさがり屋さんなら、いっそ森永製菓の米麹と酒粕のブレンド甘酒でもいいですね。
とにかく、無理なく続けることが大切です。
甘酒で、美肌と健康な毎日を手に入れましょう。
最近流行りの「生甘酒」はどう?
「生甘酒」とは、酵素が生きている甘酒です。
一般的にスーパーなどで売られている甘酒は、「火入れ甘酒」です。
違いは、栄養素はほとんど変わらないのですが、酵素が生きている分、消化しやすく体にやさしいのです。
ただ、生甘酒は長時間保存がききません。
冷凍保存で2か月くらい。
解凍したら1週間くらいで飲む必要があります。
先日、70代の両親に生甘酒をプレゼントしたら、とても喜ばれました。
瓶で買える甘酒はスーパーで買えるので、冷凍された甘酒は贈り物らしく特別感があったようです。
年を取ると食べる量が減る分、本当に体にいいものをあげたいと思い探していました。
喜んでくれたので、コロナで中々帰省できないので、定期的贈りたいと思っています。
120g一袋の飲み切りサイズで販売しています。
お試しセット4袋(1袋あたり375円)から50袋(1袋あたり169円)で販売されています。
送料無料(北海道、九州、沖縄は500円)
白米と玄米のセットや単品だけでも販売されています。
ちなみに私は、4920円の白米と玄米の計24袋のセットを贈りました。
どちらも自然な甘みで美味しかったそうです。
まるこ家でも生甘酒を購入してみました!【追記2021.9.28】
玄米と白米の生甘酒が半分ずつ入ったセットを買いました。
おススメの飲み方(食べ方)はズバリ、
凍ったまま食べる
です。
シャーベットやアイスを食べているようで、食べ応えがあっておいしいです。
ちょっと手でもみほぐせば、すぐに柔らかくなります。
そのまま、袋を破って、お手軽に食べれます。
運動後やお風呂上りに飲むととてもおいしいです。
娘は、凍った生甘酒に少しレモン汁をたらしてお皿にうつして、スプーンでシャーベットのようにして食べています。
私個人の味の感想は、白米は何もまだ味付けしていないつきたてのお餅のほんのりお米の甘い味という感じです。
玄米はつぶつぶ感があり、味が白米より強くでていると感じました。
甘酒のまとめ
・甘酒は、美肌、老化防止、健康にいい発酵食品
・甘酒は、米麹からできた甘酒と酒粕からできた甘酒がある
・アルコールが少しでも気になる人はアルコールゼロの米麹で作られた甘酒がよい。
・甘酒は1日に200ml(コップ1杯)くらい。少量を数回に分けてもよい。
・基本的には、朝昼晩いつ飲んでもよい。
・効果を得るために、一か月は飲んでみましょう。