潜在意識や引き寄せの法則を育児に活かそうと勉強中。
学んだことを実践したことを記録に残しています。
私も勉強中なので、正しいかわからないですが、読んでいる人が何か気づいてくれればうれしいです。
ソロバン検定に合格率40%で挑む娘への声かけ
次女はソロバンの検定を受けるまで、思うような点数ではありませんでした。
5回中、2回くらいしか合格点に達していませんでした。
合格率40パーセント
受験勉強での模試の成績の判定は、範囲が広すぎるので、参考程度にとどめておいていいと思います。
学校の入試は、模試でD判定でも合格する子もいるし、A判定で不合格になることもあります。
自分が得意な項目がでたらラッキーなので、運も少なからずあります。
しかし、ソロバンは違います。
その級レベルの計算を制限時間で8割以上とるのが合格の条件なので、練習どおりの結果になります。
でも、毎日1回だけの練習で、特に合格したい様子はそこまでみられませんでした。
内心、今回はあきらめたのかなと思っていました。
しかし、次女はテストの朝になって、いきなり問題を何度もやって、うまくいかないと周りに少し当たり散らしてきました。
私は言いました。
「テスト前は焦るよね。お母さんもそうだった。よくわかるよ。」
「でも、練習ではそんなにうまくいかなかったんだから落ちるかもしれないし、うまくいったら合格するかもしれない。
もう今やれることしかできないんだよ!!」
「テストの時は、今できる事をただやるだけだよ。」
「今更そんなたくさん練習したって変わらない。だったらそれはもっと前からやるべきだったよ。」
「でも挑戦してるあなたはエライ!!」
と言いました。
なんかホッとしたようで、その後から落ち着きを取り戻しました。
試験は何とかできたようです
結果が良かったら良いですけど。
結果がでたら、続きを書きます。
子供への声掛けの考察
引き寄せの法則を知っている人からすると、
「落ちる」なんて言葉を使っちゃダメ
と言われるかもしれません。
でも、本人は「落ちるかも。間に合わない。」と思っているから、そのような行動にでている。
潜在意識では今までの「準備不足で落ちるかも」と思っているのです。
そう思っているのなら、その状態で「何ができるのか、どうやったらその中でベストな状態で受けれるか」を考えなけらばなりません。
ただ闇雲に恐怖で焦っている状態でした。
抱えている恐怖を特定しないといけない!
今回の恐怖とは何か?
試験に落ちることです。
落ちたら、また、受け直せばいいだけです。
それだけです。
運よく合格しても、上位の級を次受けるとき、実力が伴ってないと苦労するだけです。
長い目で見て、どちらでもいいのです。
「恐怖の正体を知って、それは思ったより大したものではない」と認識させようと思いました。
そして、「今できることにフォーカスして、今の力でできることを最大限発揮してもらえればいい」と思い声掛けしました。
その後の話・・・
その声掛けが正解だったのかわかりませんが、本の整理をしていた時、
「アドラー博士が教える 子どもを伸ばすほめ方 ダメにするほめ方」を見つけました。
恥ずかしながら、内容なんてすっかり忘れていたし、買ったことも忘れていました。
改めて、つまみ読みしたら、
行動や努力(プロセス)を褒める
とありました。
「挑戦しているあなたはエライ!!」といったのはあながち間違いではないのかなと安心しました。
読むと、小学生中学年くらいになると「いい子ね」「スゴイ」「エライ」の人格を褒めることよりも、
「できたね」「よかったね」「がんばったね」など行動を褒めるとありましたが、行動を褒めているから良しとします。
アドラー心理学を理解するのは相当の時間がかかるし、子育ては待ったなしなので、育児書ノイローゼにならないよう参考程度にします。
著者の星一郎先生の講演の様子を見つけました↓
家庭教師が、英語・数学・国語それぞれの教科ごとに具体的な問題解決の方法と成績アップにつながる勉強法を伝授するe-講座。…
子どもの声掛けでもっと大切にしたいこと
正直、声掛けに正解なんてないと思います。
先に取り上げた育児書が正解とも限りません。
詳しくいうと、読み手によって解釈がかわっていて、作者の意図する声掛けと違っている可能性もあります。
一番大切なことは、
子供を信じること
もし、子供を信じることに抵抗があるのなら、自分の内面に向き合って自分の欠点も許すことが大切だと思います。
自分を許していると自分が好きになり、子供も信じられるようになります。
育児書に褒め方と叱り方の模範解答みたいな一覧が掲載されていました。
軽く目を通すのはいいけど、それが正解ではありません。
あるトップ営業マンの方が言っていたことが腑に落ちました。
例えば、
「このバカ!!」と強い口調で言うのと、
「も~、バカね~」と優しい口調で言うのでは、
同じ「バカ」でも相手の受け取り方が違います。
よく売れる営業マンは、売上が数字だが、数値化できない部分を大切にしていると仰っていました。
「バカ」の例のように、逆に「かわいい」という一見誉め言葉を悪意も持って言うこともできます。
私が小さい頃、近所にマウントおばさんがいました。
マウントおばさんの娘と私は同じ年だったので、よく比較しようとしてきました。
小学入学の時、記念写真をたまたま同じ写真館で撮っていました。
マウントおばさんの娘さんの写真は、よく撮れていて、写真館に飾られていました。
そんな中、大勢の前で「まるこちゃんの写真よく撮れていたね。かわいいね。」と私に話しかけてきました。
客観的にみて、自分の子供の頃の写真は大抵ひどいです。
ちょっとぽっちゃりでおまけにどの写真も笑わずブスっとしている。
あんまりかわいいとはお世辞でも言えません。
小1になる前の私は素直だったので、
「どうして、そんなこと言うの?〇〇ちゃんの方がかわいく撮れているから写真館に飾られているでしょ。どうして?」
他のママたちもいる大勢の前で、そんなこと言われて、マウントおばさんは何も言いませんでした。
それからは、私にあまり変な事は言ってきませんでした。
言葉は言う人の心根がでてくる。
気を付けるべきは、自分の心の在り方なんだなと思いました。
大雑把にいうと、言葉は何でもいいのです。
ただ、どうやったら、その子の心に届くかは考えなければなりません。
そのために、先の本のほめ方を参考にして、取り入れていくのはいいことと思いました。
根っこの感情が子供に伝わります。
他人より、毎日一緒にいる親子はなおさらわかります。
試験の結果とその後の様子
残念ながら落ちていました。
あと、1,2問正解していたら合格でした。
でも本人は清々しい気持ちでそろばんの練習を毎日あれからも続けています。
引き寄せの法則って何でも叶うわけじゃない。
ちゃんと努力してこその引き寄せの法則、
そして潜在意識の活用
改めてそう思いました。
娘は結果に必要以上に落ち込まず、練習を続けています。
一見、嫌な経験だけど、打たれ強さも身に付きます。
負けて悔しい気持ちも味わえます。
これからも挑戦して、より大きな自分になってほしいです。