若い頃、ほとんどすっぴんで過ごしていたら、シミだらけ
私は、若い頃からほとんど化粧もせず美肌のことなど何も考えずにきました。
たいていの場合はすっぴんで通し、夏など「鼻の頭がテカってるよ」と友人に注意されるほど。
それでも、どうせ美人でもないのに、かまったって仕方ないしと思っていました。
40歳からシミが増えだした!
ところが、40歳を過ぎた頃から、顔にシミやほくろが増えてきました。
年をとったから当たり前のことだと思いつつ、毎朝の洗顔時には、またシミが増えた気がする、と、ついまじまじと鏡をみてしまいます。
車の運転をするからか、手にもシミが目立ち始めました。
当時60歳を過ぎていた実家の母のほうがきれいな手をしていて、いまさらながら、もう少し気をつけていればよかったと後悔しました。
顔立ちの美醜はどうしようもないけれど、肌のきれいさは気をつけようがあったのに、と。
ビタミンCと手袋でシミ予防
そんな時、伯母が
「顔に大きなシミができて病院に行ったら、悪性のものではなくてほっとした。医師からビタミンCを飲むように言われて飲み続けたら消えてきた。」
と聞きました。
高い化粧品や怪しい健康食品に手を出すのはためらいがありましたが、ビタミンCならそれほど高くないし安全だし、試してみる価値はあるかもと思いました。
実は、夫が肌が弱く、入浴時の塩素除去のためにビタミンCを利用していました。
そういえば、薬局で購入するときに用途を聞かれ、
「服用されるのかと思いました。お風呂に入れるなんてもったいない気がする」
と言われたことを思い出しました。
瓶に書かれた使用説明書を見ると用法・用量が書いてあり、飲んでも差し支えない、というか服用することが目的のものだったんだとわかりました。
それからは、毎日少しずつビタミンCを飲みました。
また、遅ればせながら運転時には手袋をするようにしました。
日傘や帽子も忘れないようにし、すっぴんで外にでるのもできるだけ避けるように心がけました。
今、私は53歳。
少し前まで子供相手の教室で講師をしていました。
職業柄、さすがに最低限の化粧は必須で、以前より身なりを整えるようになりました。
毎日、きちんと化粧をすることで、自分の顔を直視せざるを得ず、結果としてシミができないよう気をつける習慣を続けられた気がします。
40過ぎの頃に比べて、年を取った分、シミが増えても仕方ありませんが、増えるスピードは遅くなった気がします。
手のシミは手袋をするようになってはっきりと薄くなりました。
ビタミンCが効いたのか、日光を避けることを心がけているのが効いたのかわかりません。
身だしなみを整えるくせがついて、自分の体のケアに目が向いたこと自体がよかったのかなあと思います。
なんにせよ、日々の積み重ねが大事なのでしょう。
今は、転職してコールセンターで働いています。
人目を気にする必要がなくなって、またケアをさぼりがち。
シミが増えないように気をつけなくちゃと思ってます。