出産前って怖いですよね。
初めての出産の時は、何冊か買った出産と育児関係の本を何度も本を読んで、落ち着かせてました。
でも、本には、分娩台にのってからの事があまり書いていませんでした。
陣痛が始まって、痛みMAXな時に、助産師さんから色々言われますが、こちらとしては、それどころではありませんでした。
ここでは、前もって知っていた方がいい分娩台に上がってからの心構えをお伝えします。
2回目の出産では、これを実行したので、かなり安産でした。
助産師さんからも「とても上手な出産でした」と褒められました!
母子手帳のコメント欄です。↓
出産のいきみ方3つのコツ
助産師さんに、「さぁ、いきんで!」と言われたら、この、3つを思い出して下さい。
いきみ方のポイントはたった3つです。
【いきみ方の3つのコツ】
1.いきむ時は、目を開いて力を入れる。
2.汚いし、恥ずかしいけど、ウ○コも、シ○コも構わず出す気持ちで思いっきりいきむ
3.呼吸を整えて陣痛の波に乗る
1.いきむ時は、目を開いて力を入れる。
目を開くことは、1人目出産時の助産師さんに言われました。
ドラマなどで、うーんと目をつぶって出産するシーンがありますが、ウソです。
でも、目をかっぴらいて産んでるシーンは、テレビ的に引きそうです。
なぜかわかりませんが、目をつぶると、顔や頭に力が入って、肝心な下半身に力が入っていません。
そして、頭に血が上ってクラクラします。
「目をつぶっていきむ→ 頑張っているつもりだけど、適切に力を使えてないから、赤ちゃんは出てこない → 出てこないから、陣痛は続く → 終わらないから体力消耗 → ますます、力が入らない」 と悪循環のループにはまります。
1人目の時は、痛すぎて、つい目をつぶっていきみました。
3回に1回くらい、目を開いていきみました。
後から、立ち合っていた旦那が言うには、目を開けていきんだ時が、赤ちゃんの頭が見えたりして、全然違っていたと話していました。
それを聞いて、2人目の時は、目を開いていきみました。
早かったです。
多分、赤ちゃんも楽だったと思います。
見た目は悪いですが、赤ちゃんと自分のためと思って、恥をとっぱらいましょう。
2.汚いし、恥ずかしいけど、排便する気持ちで思いっきりいきむ
これは、先に出産を経験した友人が、お医者さんに言われた事です。
分娩の時、何度も言われて、必死ながら、笑いたくなったと言ってました。
私も自分の出産の時、その言葉を知っていたから、思いっきりいきむ事ができました。
助産師さんに聞くと、肛門はキチンと抑えているから、出てくることはないそうですので、安心していきんで下さい。
出来れば、病院によって違うかもしれないので、肛門は抑えてくれるのか確認しておいた方がいいです。
特に、痔になっている方は聞いておいた方がいいです。
3.陣痛の波に乗る
陣痛の波に乗る事は1度目と2度目の出産で感じた事です。
いきむ直前(痛みの波が始まる直前)、深く息をすって、吐きながら力を入れます。
そして、痛みが引いた時、呼吸を整えて、もうすぐ次の陣痛が来るなと思ったら、痛みが来る直前に息を大きく吸います。
いきむために深呼吸するのです。
そうしたら、いきむ時に上手に力が入り、スムーズに赤ちゃんが出てくるのて、早く終わります。
1人目の時は、陣痛が痛すぎて、次の陣痛が来るまでに、深呼吸するのを忘れていきんだら力が入らないので、長引きました。
ワンテンポいつもズレていた気がします。
2人目の時は、波に乗れた感じが自分でもわかりました。
陣痛がおさまったら休む、痛くなってきたーと思ったら、深く息を吸い、いきむ。その繰り返しです。
よく、リフレクソロジーなどで呼吸が大事などいいます。
やはり、呼吸は大切です。
出産でいきみ方がわからない?と思っている方へ
初めての出産で、そのそもいきむって何と思っている方もいると思います。
排便する時の要領です。
だから、2番目のコツがあるのです。
「う〇こがでたらどうしよう」とか考えていたら、上手にできません。
出産でいきむ時、痔が痛いならどうしたらいいの?
私は幸い便秘や痔がなかったので、よくわかりませんが、出産の時、痔の人は肛門を押さえてもらうと、痛みが緩和されるらしいです。
実は私は逆に、出産当日はお腹がゆるい方でした。
それも前もって、助産師さんに伝えたら、「わかりました。しっかり肛門を押さえておくので大丈夫ですよ。」とおっしゃってました。
おかげで、安心して出産に臨むことができました。
心配な方は、事前に相談しておいた方かいいと思います。
いきみ逃しって?
簡単にいうと、子宮口が開きかけている途中に、出したいといきみたくなるのですが、子宮口が全開大(10センチ)になるまで、いきむのを我慢することです。
子宮口が全開大でない段階で、いきんでしまうと、産道がむくんだり、傷ついてしまう可能性があるからです。
医師や助産師さんに「いきんで」と言われてから、いきむようにしましょう。
いきみ逃しのことは、外部サイトにいい記事がありましたので、詳しく知りたい方がそちらをご覧ください。
他の人の話では、出産よりいきみ逃しがきつかったなどの話もありますが、私は比較的早く子宮口が全開になったからか、いきみ逃しがキツイという記憶がありません。
ですから、いきみ逃しがキツイかどうかは人によると思います。
私は、実はいきみ逃しでつらかったという経験がありません。
ですから、あまりいきみ逃しが大変だと過度に心配しなくてもいいのかもしれません。
過度に心配しないために、私の1人目と2人目の出産の体験談を以下書いていこうと思います。
いきみ逃しと私の出産体験
私は2回出産経験があります。
二回ともおしるしが朝にあり、1人目はその日の夜中、2人目はその日の昼過ぎには生まれました。
よく、いきみ逃しが大変だった体験談等がありますが、私はあまりその記憶がありません。
1人目の時も、病院のベッドで寝て、痛みの感覚が近くなったら教えて下さいと言われて寝てました。
テニスボールも持っていましたが使いませんでした。
旦那さんが心配してさすろうとしましたが、かえって、誰にも触られたくなかったので断り,自分で必死で堪えてました。
こらえるとは、痛いのを排便するのを抑える感じです。
そして、痛みの間隔が狭くなったので、助産師さんに連絡したら、すぐに分娩台にのって出産しました。
2人目の時もいきみ逃しで苦労した記憶はありません。
2人目の時は、歩いて10分くらいの病院に、おしるしがあった朝1番に病院に行ったら、夜くらいだと思うから、いったん家に戻りましょうと言われました。
歩いて帰って、1時間くらいで陣痛の間隔が狭くてなって、また、歩いて病院にいきました。
そしたら、すぐ出産の準備をしましょうと言われ、分娩室に案内され、出産しました。
後で、助産師さんに言われたのですが、歩いたことで出産が早まったのではないかと言われました。
外来室から分娩室に行くまでも、陣痛が容赦なくきて、さすがに移動中なので、ときどき立ち止まりながら向かいました。
それがいきみ逃しだったかもしれません。こちらとしては、道ばたで産む訳にはいかないので必死にこらえていました。
そして、分娩台にのり、上に書いた要領でいきんだら、すぐに生まれてきてくれました。
1人目は会陰切開をしたので、出産後も縫われたり、その後も1週間くらい腫れて痛かったのですが、2人目は縫わなかったので、産後も楽でした。
出産初日から、会陰切開していないので、スタスタ歩くことができました。
お産は人によって様々で、どんなことも親子の大事な思い出になります。
不安な気持ちがあるのは当然ですが、「案ずるより産むがやすし」です。
今できることに集中して、どうせ逃げられない試練なので、前向きにむかえましょう。
私が、妊娠中に大変お世話になったのは、「トコちゃんベルト」です。
産婦人科で販売しているところも多いと思います。
私はネットで買いましたが、友人は病院で勧められたと話していました。
1人目の時、切迫流産になりかけて、そのあと育児雑誌で「トコちゃんベルト」のことを知り、使ったら、その後は、普通に過ごすことができました。
産後まで使うことができるので、便利でした。
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一応、Amazonや楽天でも購入することができます。
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私はトコちゃんベルトに救われたと言ってもいいくらいです。
公式サイトでは、パンツをはく前にベルトをつけるようにとありましたが、そんなトイレにしにくいから嫌だなと思って、私は服の上から、ベルトをつけていました。それでも十分に効果がありました。
あくまでも私個人の話ですので、そこは自己判断でされてください。
産婦人科でも最近は販売されているところが多いので、一度きいてみたほうがいいです。
産婦人科で購入できたら、助産師さんから直接使い方をきくことができます。
私は「トコちゃんベルト」で事足りましたが、今回調べていくと、ソフロロジーという呼吸法も出産の陣痛緩和によいそうですので、興味がある人は試してみてもいいかもしれません。