受験生の親は何か子供にしてあげたくても何をしたらいいかわからなくて、もどかしい気持ちになることはないでしょうか?
私もそうでした。
中学受験でしたが、小6年の5月の模試ではE判定でした。
それから、数か月でドンドン成績が上がって、合格することができました。
クラスの友達にも驚かれるほどです。
さらに、入試結果の開示請求すると、Aグループ!!
Aグループは80名の定員の中で上位40番以内に合格できたということです。
ちなみに、小6の5月E判定の成績はコチラ↓
それから、だんだん上がってきて、11月の模試ではCプラス判定になりました↓
そして、1月の入試。
開示請求できくと、Aラインで合格。
合格者の中で中より上の40番以内の成績で合格していました。
本人が努力してつかみ取った結果ではありますが、親として子供がスムーズに能力を発揮でるよう働きかけました。
子供の成績を伸ばすために「親が受験生の子供に何をしたか」を中心に書きます。
中学受験でしたが、親ができることは高校受験、大学受験も通じるところがあるのではないでしょうか?
結論として、ベースとなるのは、この2つです。
・子供を信じること
・潜在意識に働きかける言動と行動を促すこと
受験生の親ができることは、「子供を信じること」
一番、親がすることは、
「子供を信じること!!」
です。
「子供が合格しようがしまいが、この子は自分の能力を発揮して幸せな生活を選択できる子だ!」
と信じましょう。
正直、何が正解かわかりません。
志望校に合格しても、その学校に行ってみて合わなくて不登校になるかもしれません。
滑り止めの学校にいやいや行ってみたら、よい友達、先生にあって、その後の大学受験が第一希望に行けたなどもあるかもしれません。
だから、ベースには「何が起きてもこの子は幸せな道を歩める」と信じることが大切です。
それがなかなかできない時は、自分がなぜ子供を信じられないのか?
一度、ゆっくり考えてみる必要があります。
本当のところ、自分を信じていないかもしれません。
自分の親との関係が良くなかったり、自分に対する自己肯定感が低い人は、子供にも無意識に自分と同じように扱ってしまうかもしれません。
そこは、本当に大切なことなので、一度詳しく書いていきたいのですが、とりあえず、今できることを書きます。
自己肯定感が低い人は、自分を否定する考えが頭に浮かんだら、「許す!許す!」と唱えましょう。
そして、子供のことに否定的な感情が浮かんだら、「でも、子供と親は違う人間!先のことは誰にもわからない。」と思い直しましょう。
潜在意識に促す行動(セルフイメージを高める)
色々ありますが、私が子供の潜在意識を使うためにやった具体的なことは以下のとおりです。
潜在意識の活用1:ドラマを見せてイメージさせる
イメージは大切です。子供は受験勉強がどんなものかわかりません。
ただ勉強してればいい訳ではありません。
受験勉強のイメージをつかむために、家族で「ドラゴン桜」のドラマを観ました。
まだ、本格的に受験勉強する前にみんなでのんびりと観るのがよいでしょう。
潜在意識の活用2:学校説明会を5年からいっていた
こちらも合格してその学校に行っているイメージを持たせるためです。
小学5年の時と小学6年の2回、学校説明会に子供と一緒に行きました。
どの部活に入る?修学旅行いいね~など、学校に行って楽しい生活をイメージするよう促しました。
潜在意識の活用3:E判定時に親が子供に言ったこと
脳は質問に答えるようにできています。必ずです。
だから、よい質問をしなければなりません。
「なぜ、できないのか?」では、出来ない理由を探してきます。
だから、「どうやったら、ここから成績を上げていけるか?」と質問しなければなりません。
E判定の成績を見た時は、子供も周りに対して恥ずかしいなど感情も沸きます。
私が言った事は「もう、失うものないじゃない。どこまでできるかやってみよう。」
「伸びしろあるってことだよ。問題をみて、できるところを探してみよう。」
と言って、ちょっとがんばったら点数とれた所を一緒にいっぱい探しました。
「そして、ほら、やったらできるでしょ!知ってたらできるでしょ!もう、知ったからできる!!」
「やればできる」ということをなるべく植え付けるようにしました。
潜在意識の活用4:自分の受験体験をなるべく同じ目線で話す。
ちょっと潜在意識とは違うかもしれませんが、みんな同じように悩んでいるから大丈夫と伝えたくて、自分が受験生だった時の頃を思い出して、良かったこと悪かったことを話していました。
そして、今ならわかることも。
もし、受験勉強をあまりやっていないママなら、自分はあまりよくわからないけど、一緒に考えようでもいいと思います。
思いだけでは叶わない!合格するには正しい努力が必要
今回、娘がやった受験勉強の方法は、
「何度も過去問とその類似問題を繰り返す」ことです。
限られた時間で効率的に点数を上げるには問題に慣れるしかありません。
また、実績のある塾に通って、言われていることをなるべくしっかりやりました。
親は子供を合格させたいと思う気持ちは誰よりも強いですが、ノウハウはプロの先生方が勝っています。
そして、ゲームのスコアが上がるように成績が上がることを楽しめればなんとかなりそうです。